2018年から、ロイヤルオークとしては、最も分かりやすく値動きする印象の15400STですが、そのK18バージョンである15400ORについては、これまで取り上げたことがありませんでした。
というわけで、今回は15400STが活発に値動きし始めた2018年から現在にかけての15400ORの値動きをご紹介したいと思います。
取り上げるのは、15400OR.OO.1220OR.01ですが、これは2018年8月時点で463万円で購入可能でした。
ちなみのその際、ステンレス銀文字盤の15400ST.OO.1220ST.02は、約183万円。現在水準は、400万円以上となっていることため、「随分安かった」と思われるかもしれませんが、180万円台という水準でも、当時は「驚くほど高くなった」という感想になったのです。
2018年夏から、2021年年末にかけて15400STの値動きが約183万円⇒488万円であるわけです。
では、そのK18はどうなっているかというと以下の通りであります。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年8月 の安値 |
2021年12月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オーデマピゲ
ロイヤルオーク 15400OR.OO.1220OR.01 |
中古 | 3年 4ヶ月 |
¥4,630,000 | ¥11,880,000 | 7,250,000 | 256.59% |
この15400OR.OO.1220OR.01は、2018年8月時点で463万円だったのが、現在ではなんと1188万円という状況。実に、725万円も高くなっているのです。
それに対して、ステンレスの15400ST.OO.1220ST.02は、305万円の上昇という様子。値上がり額は、K18のほうが圧倒的だといえます。
ただ、2018年⇒2021年の残存価額を見ると、15400STが265.87%であるのに対し、K18の14500ORは256.59%。伸び率としてはステンレスのほうが上ということになります。
いずれにしても、2018年⇒2021年で2.6倍前後といった伸び率になっているわけですから、2018年の選択肢としては、どっちを買っても正解だったということになるでしょう。