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現在相場考察

3600万円という水準、ノーチラス5711/1R-001

2022年4月10日更新
パテックフィリップのノーチラス5711/1R-001について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年11月の安値と2022年4月の安値を比較し現在相場を考察。この0年5ヶ月での変動は¥13,200,000だった。

ノーチラス 5711/1R-001についての考察(2022年4月)

2月水準と比べると値下がり傾向とはいえ、5711/1A2000万円以上に達している今、そのK18版、5711/1R-001がどうなっているかというと、やはり、なかなかすごい水準となっています。

5711/1R-001を前回お伝えしたのは昨年11月ですが、その時点では2280万円という水準でした。

もしも今でも、K18の5711/1Rが昨年11月と同じ状態だったならば、それはSS、つまり5711/1A水準と同程度になってしまいます。

ですから、5711/1R-001は値上がりしていて不思議ではないといえるのですが、その現在水準はどうなっているかというと、なんと3600万円という状況です。

パテックフィリップ ノーチラス 5711/1R-001¥44,880,000〜¥44,880,000(2024年11月20日現在)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年11月
の安値
2022年4月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
ノーチラス
5711/1R-001
中古 0年
5ヶ月
¥22,800,000 ¥36,000,000 13,200,000 157.89%

この5711/1R-001、昨年11月以降、中古売出し数が0になったのですが、次に出てきたときから、目立った上昇をした経緯があります。

今年1月には3500万円台に達し、2月にはなんと4200万円台にまで上昇。

他の人気モデルと同様、5711/1R-001の現在水準は、2月水準に対して下落傾向であるものの、それでも3600万円という水準であるのです。

かつて、この5711/1R-001500万円台⇒600万円台となった際、すごい伸びだと感じましたが、その後5711/1R-001は、想像を超える値動きをし、今では3600万円となっているのがすごいと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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