デイトナのメテオライト文字盤は、デビューした2003年には革ベルトのみという展開で、ブレスレットのWGデイトナが登場した翌年、2004年になってから116509のメテオライト文字盤が登場しています。
この世代のメテオライト文字盤は、2017年に生産終了した模様ですが、その頃は、それほど『目立って上昇』となる様子はみられませんでした。
それが、2020年夏過ぎぐらいになると、メテオライト文字盤は“それまでとは異なる値動き”となり、それ以降は高く評価されるようになったといえます。
2017年の生産終了から、現行モデルのメテオライト文字盤が出るまで、メテオライト文字盤のデイトナは一旦ラインナップから消えていたわけですが、そういった時期に評価が高くならなかった一方、現行モデルのメテオライト文字盤が復活してから、不思議と評価されるようになっています。
さて、そんな116509のメテオライト文字盤ですが、現在水準はどうなっているかというと、なんと902万円という様子。
ついに900万円台という水準に達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年10月 の安値 |
2022年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ メテオライト文字盤 116509 |
中古 | 1年 7ヶ月 |
¥3,993,000 | ¥9,020,000 | 5,027,000 | 225.90% |
116509といえば、通常文字盤は下落傾向となっている様子がありますが、このメテオライトについては値上がり傾向となっているのです。
現在、116509のメテオライト文字盤は10個体以上が売り出されていますが、それらはいずれも900万円以上となっており、個体によっては1000万円を超えているものも存在します。
この世代のメテオライト文字盤は、WGモデルのみの展開だったり、他とは違う文字盤デザインだったりと、特別感があるため、筆者としては、こういった評価となるのは「やはり」という感覚があります。