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現在相場考察

2022年の今ランゲ1は再び上昇、ランゲ&ゾーネ101.032

2022年5月19日更新
ランゲ&ゾーネのランゲ1101.032について斉藤由貴生が執筆。本記事では2017年6月の安値と2022年5月の安値を比較し現在相場を考察。この4年11ヶ月での変動は¥1,322,000だった。

ランゲ1 101.032についての考察(2022年5月)

ランゲ&ゾーネランゲ1は、2015年頃までの中古相場が、パテックフィリップ人気モデルのような値動きとなっていましたが、2017年頃からは、下落した後、“あまり値動きしない”様子がありました。

ランゲ1には、様々な種類があるものの、ざっくり全体的な価格帯としては、2015年頃が260万円から300万円近い状態。それが、2017年からは、190万円台から230万円程度となっていた感覚があります。

しかし、そんなランゲ1は、2021年になると、久々に上昇傾向に転じます。

その際、YGの101.021320万円台となっていたわけですが、おおよそどの個体も300万円前後といった感覚がありました。

そして、2022年の今、ランゲ1は再び上昇しており、おおよそ360万円から400万円近い水準となっているといえます。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2017年6月
の安値
2022年5月
の安値
変動額 残価率
ランゲ&ゾーネ
ランゲ1
101.032
中古 4年
11ヶ月
¥2,330,000 ¥3,652,000 1,322,000 156.74%

この101.032は、標準サイズ(38.5mm)のRGモデル。RGはYGよりも高い傾向があるため、YGが200万円程度となっていた2017年でも230万円台という状態でした。

それが今や、この101.032約365万円という状況。かなり評価されている様子です。

ちなみにこの101.032、2009年頃の定価は約359万円だったわけですが、現在の中古相場は、それを上回っているということになります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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