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現在相場考察

さらなる下落、ロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.02

2022年5月22日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.02について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年4月の安値と2022年5月の安値を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥-770,000だった。

ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.02についての考察(2022年5月)

ロイヤルオークの中で、最も“人気モデルらしい値動き”をするのが、この15400STだといえます。

15400STには、いくつかの文字盤色がありますが、ボトム価格帯にあるのが銀文字盤であるため、相場を見る際には、15400ST.OO.1220ST.02が最もわかりやすいわけです。

ロイヤルオークの値動きが活発化したのは2018年ですが、2018年1月の段階で値動きしたのが、まさにこの15400ST.OO.1220ST.02。それ以来、ロイヤルオークの中で最も先に値動きする傾向が見られる状態が続いているわけです。

15400ST.OO.1220ST.02の今年の値動きはどうだったかというと、2月まで派手な上昇だったのが4月に下落したといったころ。2月⇒4月では28万円ほどの下落となっていました。

そんな15400ST.OO.1220ST.02ですが、4月から現在にかけてはどうなっているかというと、なんとさらなる下落といったところ。

4月時点で685万円という水準だった15400ST.OO.1220ST.02は、現在では608万円にまで下落。4月⇒5月では77万円もの値下がり状態となっているのです。

(現在参考の腕時計がありません)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年4月
の安値
2022年5月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15400ST.OO.1220ST.02
中古 0年
1ヶ月
¥6,850,000 ¥6,080,000 -770,000 88.76%

3月⇒4月の下落が28万円程度だったのに対し、4月⇒5月は77万円という下落幅。15400ST.OO.1220ST.02の値動きは、4月時点よりも、5月現在のほうが、大きな値下がりとなっています。

ロレックス人気モデルの場合、3月下旬ぐらいから値下がりが目立ち、4月下旬には“変動なし”といった感覚があるかといえますが、ロイヤルオークその1ヶ月/2ヶ月遅れという感じがあります。

ただ、本当に『1ヶ月遅れ』なのかは、今後この15400ST.OO.1220ST.02が値動きしなくなった場合、「確かだった」となるわけですが、『上昇』もしくは『さらなる下落』といった値動きとなった場合は、その限りではありません。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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