2月に黒文字盤が約497万円という水準にまで達していた、現行SSデイトナの116500LNですが、4月からははっきりとした下落傾向となっています。
ただ、パテックフィリップのノーチラス、アクアノートなどと比べると下落幅は弱く、また、ロイヤルオークやオーバーシーズのように、1ヶ月ごとに何度も値下がりするといった様子もありませんでした。
116500LNのこれまでの下落は、2月⇒4月で約27万円、4月⇒6月で約40万円といった状況だったわけです。
そんな116500LN黒文字盤ですが、7月の今、再び値下がりとなっている様子があります。
現在、116500LN黒文字盤は、約363万円となっている状態ですが、これは6月水準よりも約65万円の値下がり状態。
6月水準に対する残価率は約84%といった状態で、今年としては最も大きな下落幅となっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年6月 の安値 |
2022年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 黒文字盤 116500LN |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥4,290,000 | ¥3,639,000 | -651,000 | 84.83% |
116500LN黒文字盤の現在水準である360万円台は、これまでよりも1段階2段階下がった印象があるわけですが、これはどの時期と同じかというと、なんと2021年11月水準よりもやや安価といった状態であります。
これまで、人気モデルは『2月にガバッと上昇』となっていたため、その後値下がりしても『1月水準並』といった感覚があったわけですが、ついにデイトナ116500LNも2021年11月水準以下となってしまった状態です。
ロイヤルオークの15400STなどは、すでに2021年11月水準よりも安価といった状態になっているわけですが、ついに現行SSデイトナがこういった状態となったため、「下落トレンド」が確実といった感覚になってきたといえます。