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現在相場考察

4月水準に対して約12万円安、オイスターパーペチュアル114300ダークロジウム文字盤

2022年8月24日更新
ロレックスのオイスターパーペチュアル114300について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年4月の安値と2022年8月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥-120,650だった。

オイスターパーペチュアル ダークロジウム文字盤 114300についての考察(2022年8月)

従来エントリークラスは、“人気”だったり“レアモデル”というキャラクターにならない傾向がありましたが、その前例を覆したのが、この114300のダークロジウム文字盤だといえます。

現行のオイスターパーペチュアルは、ティファニーカラーのブルー文字盤を筆頭に、このダークロジウム文字盤よりさらに『上』の価格帯にまで到達。また、このダークロジウムと同じ114300の他文字盤色も、ダークロジウム並に高くなっています。

そのため、現在では“値動きするオイスターパーペチュアル”は多々あるわけで、ダークロジウムだけが動くというわけではありません。

ただ、やはり以前から値動きする傾向があるダークロジウムは、気になる存在だといえます。

では、現在、114300のダークロジウム文字盤はどうなっているかというと、値下がり傾向といった様子。4月水準に対して12万円程安価な状態となっています。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年4月
の安値
2022年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
オイスターパーペチュアル
ダークロジウム文字盤
114300
中古 0年
4ヶ月
¥1,189,650 ¥1,069,000 -120,650 89.86%

この114300ダークロジウム文字盤の4月⇒8月残価率は89.86%と、80%台後半といった数値ですが、これは他の人気モデルに対して『下落していない方』だといえます。

もっとも、このダークロジウム文字盤は「上昇」方面の値動きでも120%程度といった様子だったため、値下がり方面の残価率が80%台後半というのは、違和感がないといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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