腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

緑サブよりも残価率が残っている、GMTマスター2 116710BLNR

2022年8月27日更新
ロレックスのGMTマスター2116710BLNRについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年4月の安値と2022年8月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥-132,000だった。

GMTマスター2 116710BLNRについての考察(2022年8月)

GMTマスター2116710BLNRは、現在4月水準に対して約13万円安といった状態なのですが、これは、他の人気モデルと比べるとそこまで安くなっていないといえます。

スポーツモデルの中で緑サブの116610LVも残価率が残っているほうという状況ですが、この116710BLNRは、それよりもさらに「値下がりしていない」のです。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年4月
の安値
2022年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター2
116710BLNR
中古 0年
4ヶ月
¥2,280,000 ¥2,148,000 -132,000 94.21%

今年といえば『2月頃までガバっと上昇⇒3月頃から下落』という値動きがありますが、ロレックスの場合4月までに下落して、その後は値動きが停滞という状態が多く見られました。

けれども6月頃から、再び値下がりが発生し、デイトナ116500LNや緑サブ116610LVなどは、6月以降、何度も下落している様子が見られる状態となっています。

この116710BLNRは、それらと比べると、長らく値動きしないという状態が続いていたといえます。

また今回、値下がりしたとはいえ、4月⇒8月の残価率も約94%という状況。

ただ、2月⇒4月では、残価率が約85%となっていたため、ピーク時から現在までにかけての残価率は、トータルで80.51%となります。

“残価率が残っている方”だといえる116610LVのピーク時⇒8月までの残価率が77.02%であるわけですが、やはり、GMTマスター2116710BLNRは、それよりも残価率が残っている状態です。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。