オイスターパーペチュアルの116000といえば、日本限定という存在が目立っている印象ですが、そんな日本限定はここ数年「あまり相場が変わらない」という状態が続いています。
116000の日本限定モデルは、2019年12月に約102万円という水準に達しましたが、2020年12月及び、2021年12月でも同様の水準だったのです。
また、2022年9月現在も約109万円。やはり“値動きしていない”という状態が相変わらず続いているといえます。
その一方で、日本限定“でない”ほうの116000は、しっかり値動きしている様子。
一見すると、日本限定と同じようにみえる、このインデックスがピンクな通常バージョンは、現在約76万円という水準に達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2017年2月 の安値 |
2022年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
オイスターパーペチュアル 116000 (ピンクインデックス) 黒文字盤 |
中古 | 5年 7ヶ月 |
¥394,200 | ¥760,037 | 365,837 | 192.80% |
このピンクインデックスの黒文字盤は、エクスプローラーとの差をつけるために、あえて黒文字盤にピンクという配色が採用されたと推測できます。
それに対して、日本限定は黒文字盤に白という配色。一見すると、エクスプローラーそっくりな見た目がというのが『高い評価』の理由だといえます。
しかし今や、ピンクインデックスのレギュラーモデルが約76万円にまで上昇した一方、日本限定は2019年水準との比較でも5万円程度の値動きにとどまっているわけです。
これまでの常識だと、日本限定だけが値動きして、その他レギュラーモデルは“あまり動かない”といったところでしたが、今では“逆”となっているのが興味深いといえます。