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現在相場考察

500万円台に返り咲いている、ロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.02

2022年10月8日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.02について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年7月の安値と2022年10月の安値を比較し現在相場を考察。この0年3ヶ月での変動は¥329,000だった。

ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.02についての考察(2022年10月)

15400ST.OO.1220ST.02は、ロイヤルオークの中で最も早く値動きする傾向がありますが、今年に限っていえば、デイトナなど他の人気モデルよりも先に値動きする傾向があったといえます。

今年の値動きといえば『2月頃まで目立った上昇⇒その後下落』ですが、『下落』といっても多くの腕時計は、今年1月水準並といった水準をキープしていました。

そういった状況において、この15400ST.OO.1220ST.02は今年7月に「2021年12月水準割れ」といった状態になったわけで、いち早く2022年1月水準キープが崩壊した事例になってしまったわけです。

そんな15400ST.OO.1220ST.02ですが、現在水準もまた、放っておけない状態となっている様子があります。

それはどういうことかというと、なんと回復傾向という値動き。

15400ST.OO.1220ST.02は、7月に『500万円を割ってしまった状態』となっていたわけですが、現在水準は、約512万円

500万円台に返り咲いているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年7月
の安値
2022年10月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15400ST.OO.1220ST.02
中古 0年
3ヶ月
¥4,799,000 ¥5,128,000 329,000 106.86%

今年3月頃から下落傾向となる腕時計が、人気モデルを中心に目立っていましたが、それらは基本的にこれまで“ずっと値下がり”という状態でした。

そんな中、8月末にデイトナ116500LN「回復」という値動きを見せたわけですが、今回15400ST.OO.1220ST.02も「回復」となったことで、そろそろ値下がり⇒回復といった流れになっても不思議でないと、筆者個人的には思っています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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