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現在相場考察

回復している様子、エアキング116900

2022年11月20日更新
ロレックスのエアキング116900について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年7月の安値と2022年11月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥72,000だった。

エアキング 116900についての考察(2022年11月)

エアキングは、今年新作が発表。その前の段階で116900は目立った上昇となり、一時は150万円台に達していました。

しかし新型が発表されると116900は不思議と下落。3月上旬に約153万円となっていたのが、月末には約139万円に下がっていたわけです。

その後も116900は下落し、4月には約119万円となり、7月には約99万円というように100万円を切る状態になっていました。

そんな116900ですが、11月の今、相場は回復している様子

現在水準は107万円となっているのです。

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年7月
の安値
2022年11月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
エアキング
116900
中古 0年
4ヶ月
¥998,000 ¥1,070,000 72,000 107.21%

116900は、ミルガウスの文字盤違いともいえる内容で、磁気に耐える性能が備わっている稀有なエアキングです。

今年出た新作は、見た目が116900と似ているものの、内部に磁気シールドはありません。

そういった意味で、今年のエアキングのモデルチェンジは、「大きな変化」とも捉えることができるのですが、新旧見た目が似ているため、市場では「マイナーチェンジ」というように捉えられているのでしょう。

116900は、新作発表前に「ガバッと上昇」したわけですが、その時の評価と、新作発表後の評価のされ方が異なるといえます。

3月上旬までの上昇はモデルチェンジによる期待である一方、4月以降の値動きは「下落トレンド」によるものといえます。

そういった意味で今回の「回復」は、10月頃からの回復トレンドに即したものだといえるでしょう。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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