以前から、「珍味的な魅力がある」とお伝えしているGMTマスター2の16718ジュビリーブレスレット。
“ブラウン文字盤にブラウンベゼル、なおかつジュビリー”という組み合わせは現行モデルに無く、「他とは明らかに違う」点が魅力だと感じます。
ただ、こういった見た目は「いわゆるイマドキの人気要素」というわけでもなく、特に126710BLROが登場する2018年3月より前の時期においては、ジュビリーを選択するのは勇気がいると思われていたことでしょう。
そのため、2018年1月頃の相場では、16178ジュビリー(茶)よりも、サブマリーナの16618青のほうが高い相場。16718が約221万円だったのに対し、16618は約239万円となっていたわけです。
しかし、今となってはこの16718のような“他とは違う”という要素はしっかりと評価されるようになっており、16718のほうがサブマリーナよりも高い相場に変化しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年3月 の安値 |
2023年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 ブラウン文字盤 ジュビリーブレスレット 16718 |
中古 | 1年 10ヶ月 |
¥3,630,000 | ¥4,520,000 | 890,000 | 124.52% |
現在、この16718(ブラウン文字盤、ジュビリー)は452万円となっているのに対し、16618(青)は398万円という状態。16718のほうが50万円以上高い価格帯になっているのです。
近頃、ロレックスにおいて、オニキス文字盤が急上昇したり、サブマリーナでも16618SGのほうはずいぶん高くなっているなど、なにかと“ひと味違う”モデルが評価されるようになってきていると感じます。
そういった意味では、今回の16718ブラウン文字盤も“ひと味違う”にドンピシャであるため、このような評価となったのは「なるほど」という感想になります。