2021年3月にエクスプローラー系は『1』、『2』ともに新世代に移行。その際、生産終了が発覚した214270と216570は、ともに急上昇しました。
ただ、それは一瞬のことで、その後下落。2021年3月頃と夏頃とでは「数十万円の差(値下がり)」という変化になっていました。
「値下がり」といえば、昨年4月頃からのトレンドという感覚がありますが、旧6桁世代のエクスプローラー系については、2021年に「急上昇⇒下落」という動きになっていたわけです。
そのため、エクスプローラー系のピーク水準は、2022年2月といった時期ではなく、2021年3月頃。意外なことに、2022年2月頃といった時期において急上昇となった様子はなく、2021年3月頃が最も高値といえたのです。
ただ、この216570黒文字盤については、昨年11月時点で『2021年4月水準と同等』。つまり、ピーク水準に回復していたということになります。
昨年11月といえば、『やや回復』という兆しが見られた時期ですが、その頃216570は上昇した結果、ピーク水準にまで戻っていたわけです。
しかし今、そんな216570は値下がり状態。現在水準は約115万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年11月 の安値 |
2023年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
エクスプローラー2 黒文字盤 216570 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥1,303,877 | ¥1,155,000 | -148,877 | 88.58% |
現在水準は、どの時期に近いかというと、その答えは2021年9月水準(約113万円)ということになります。
2021年当時、216570は4月に“一気に上昇”という値動きを見せた後に“下落した”という様子で、値下がりした結果約113万円という状態だったわけです。
この1年の値動きといえば『2022年春までに急上昇⇒その後下落』といった感じですが、この216570についてはそれらとは値動きの性質が異なる、ということを意識したほうが分かりやすいと思います。