緩急針とはヒゲゼンマイの長さを調整する腕時計のパーツである。
パテックフィリップやロレックスなどは、緩急針を使わない「フリースプラング」仕様のムーブメントを主としているが、多くの時計に採用されているETA製ムーブメントには緩急針があるものが多い。
フリースプラングには高い精度を期待できるという長所がある一方、調整の範囲が狭いという短所が存在する。その点、緩急針は調整の範囲が広いというメリットがある。
緩急針の種類
ETA2824など
ショパールL.U.C.など
ETAベースのIWCなど