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現在相場考察

モデルチェンジ後の様子、デイトナ116500LN白文字盤

2023年3月29日更新
ロレックスのデイトナ116500LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年1月の安値と2023年3月の安値を比較し現在相場を考察。この0年2ヶ月での変動は¥-85,000だった。

デイトナ 白文字盤 116500LNについての考察(2023年3月)

2016年に116500LNがデビューしてから7年というタイミング、2023年3月に新型の126500LNが登場しました。

そのことによって、116500LNは生産終了が発覚。そうなると、相場がどうなるか気になるところでありますが、新作発表されてから“まだ数日”という今、116500LN相場はそれほど動いていないといえます。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年1月
の安値
2023年3月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
白文字盤
116500LN
中古 0年
2ヶ月
¥4,263,000 ¥4,178,000 -85,000 98.01%

今年の新作発表は3月27日に行われましたが、3月29日現在の116500LN白文字盤は、1月水準に対して約8万円の下落という状態。1月から大きく変わっていないといえますが、「上昇」ではなく「やや値下がり」という状態となっています。

近頃、新モデルが出た場合、旧モデルが値動きしないケースも目立ち、特に「新旧の見た目が大きく変わらない」という場合、そういった傾向があるといえます。

しかしながら、今回のモデルチェンジは『ステンレスのデイトナ』。すなわち“腕時計の王様”と呼ばれるような大人気モデルであるわけです。

新作発表から日が浅いとはいえ、ほぼ反応していない状態である116500LNは、「SSデイトナ」に対する“値動きする”という印象からすると、『意外と動かない』となるでしょう。

けれども、前回116500LNが登場した際、旧モデルとなった116520も実は「全く反応しなかった」のです。

その当時の様子は、今から7年前にしっかり記録しているので、2016年3月21日の記事を見ていただければと思います。

そういった意味でSSデイトナは、116500LN登場時と、今回の126500LN登場時、2度に渡って「生産終了による値動きがない」という状態になっているのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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