GMTマスター2は、2018年から『126世代』に移行しましたが、この『126世代』からK18モデルが「ローズゴールドのみ」となっていました。
また、2020年に一斉モデルチェンジされたサブマリーナのK18モデルは、以前と変わらずイエローゴールドとなっており、そちらにはRGが設定されなかったわけです。
そういったことから、『126世代』では、GMTマスター2はRG、サブマリーナはYGという棲み分けになったといえます。
しかしながら、今年、2023年の新作発表でGMTマスター2にYGモデルが登場。
今回、コンビの126713GRNRとYGの126718GRNRが出たわけですが、これらは『黒ベゼルにYG』という往年のGMTマスター2らしいカラーリングが与えられ、まさに116713LNの後継モデルだといえる内容です。
しかしながら、現時点ではジュビリーブレスレットのみの展開となっており3連ブレスレット仕様は無い模様。
とはいえ、現行GMTマスター2の相場で、ジュビリーと3連、どちらも用意があるモデルの場合、ジュビリーのほうが高い傾向となっているため、『現行YG系に3連が無い』からといって、過去モデルの3連が評価されるわけでないといえます。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年1月 の安値 |
2023年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 116713LN |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥1,923,834 | ¥1,805,250 | -118,584 | 93.84% |
そして、現在の116713LN相場状況は“今年1月水準に対して約11万円安”というように、値下がり状態。
やはり、事実上の後継モデルが新作発表されたというニュースがあっても、特に「値上がりする」という変化はないようです。
ただ、116713LNには、『針が緑』という旧6桁世代ならではの要素があるため、今後の評価は変わる可能性もあるといえます。