今回の新作発表のタイミングで、シリーズ廃止状態となったミルガウス。
そうなったことにより、再び「幻のロレックス」に戻ったといえるわけですが、中古相場の反応は現状“そこまで”ではありません。
現在、6桁ミルガウスは上昇しているモデルとそうでないモデルに分かれており、その分類は以下の通りであります。
値上がりしている
値上がりしていない
ただ、Zブルー文字盤と白文字盤が「値上がり」といっても、実は2022年春頃のピーク水準には届かず、『2022年春の上昇⇒下落⇒回復』といったところであります。
今回のミルガウスの場合、シリーズ廃止ということで反応したといえるため、「回復」という言葉は適しているとはいえないわけですが、「上昇」というには2022年春水準まで“程遠い”ため、あえて「回復」と表現してみました。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年1月 の安値 |
2023年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ミルガウス 白文字盤 116400 |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥1,254,000 | ¥1,368,000 | 114,000 | 109.09% |
この116400白文字盤は、今年1月に約125万円となっていたのですが、現在水準は約136万円というように、約11万円の回復となっています。
では、この白文字盤の2022年春水準はどうだったかというと、2月に約217万円という状態でした。
116400白文字盤は約217万円をピーク水準として、その後下落した結果、今年1月に約125万円となっていたわけで、そこから約11万円の上昇となっている現在でも、2022年2月の約217万円には程遠いといえる状態なのです。