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現在相場考察

今や40万円以上、サントスガルベW20040D6

2023年4月18日更新
カルティエのサントスガルベW20040D6について斉藤由貴生が執筆。本記事では2019年5月の安値と2023年4月の安値を比較し現在相場を考察。この3年11ヶ月での変動は¥166,500だった。

サントスガルベ W20040D6についての考察(2023年4月)

近頃、サントスガルベが値上がりしている様子があります。

前回はコンビモデルの様子をお伝えしましたが、2020年7月⇒現在で2倍という状態が見られました。

サントスガルベには、いくつかの世代がありますが、2005年に出た「XL」か“それ以外”というように判断すれば分かりやすいといえます。

XL以外のサントスガルベとしては、LM(男性用サイズ)、MM、SMといったサイズがあり、LMにはクォーツと自動巻仕様が存在。

2022年より前においては、LMの自動巻のSSというサントスガルベは、だいたい24万円程度で購入可能といえたわけです。

今回紹介するのは、文字盤がアプライド仕様の限定モデル、W20040D6でありますが、限定モデルといっても2019年時点では約24万円と、一般的なLM自動巻SSサントスガルベと同水準といったところでした。

そんなW20040D6ですが、現在水準はどうなっているかというと、なんと約41万円

過去相場と比較して、実に16万円ほどの上昇となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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◆ミウラ◆カルティエ Cartier サントスガルベ LM W20040D6 仕上/OH済

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2019年5月
の安値
2023年4月
の安値
変動額 残価率
カルティエ
サントスガルベ
W20040D6
中古 3年
11ヶ月
¥248,000 ¥414,500 166,500 167.14%

サントスガルベは、少なくとも2016年頃から相場が変わらないという状態が続いていました。

このサントスガルベに限らず、カルティエの中古相場は「長らく変わらない」というモデルが多かったといえますが、パシャCを皮切りに、2021年から変化するカルティエが増えています。

そして、サントスガルベは2022年の冬頃から大きな変化が見られるようになったわけですが、SSモデル(LM、自動巻)は今や40万円以上という水準に達してるわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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