デイトナといえば、今年3月に一斉モデルチェンジ。その結果、SSモデルである116500LNが生産終了になったというニュースがあります。
しかし、そんな116500LNは「生産終了発覚時」において、決して値動きすることがありませんでした。
ただ、白文字盤については4月中旬時点で上昇する様子があり、その際“30万円程度の上昇”となっています。
それに対して黒文字盤はどうかというと、なんと現在でも「生産終了発覚前」とほぼ変わりません。
それどころか、黒文字盤の現在水準は去年の12月水準と全く変わらず。この5ヶ月間“変化なし”という状態が続いているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年12月 の安値 |
2023年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 黒文字盤 116500LN |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥3,580,000 | ¥3,575,000 | -5,000 | 99.86% |
去年の黒文字盤の値動きといえば、2月までが上昇、その後は下落という様子であるわけですが、8月時点で“回復”という動きを見せるなど、2・3ヶ月ごとで目立った変化をしていたといえます。
また、ロイヤルオークの15400STなど、多くのモデルが回復となった10月においても黒文字盤はしっかり回復していたわけで、相対的には“値動きする部類”だったわけです。
そんな黒文字盤でありますが、『生産終了』というビックキーワードが含まれるこの5ヶ月の間において、ほぼ値動きしていません。
2022年まで値動きしていた黒文字盤が、2023年になってから値動きせずという状態であるわけですが、こういった沈黙状態は気になるといえます。