ロイヤルオークには、従来からクロノグラフモデルが用意されています。
ノーチラスの場合、クロノグラフは「別枠」といった感覚がありますし、初代オーバーシーズにおいても、クロノグラフは「別」という構成となっていました。
それに対して、ロイヤルオークの場合、3針の延長線上にクロノグラフがあるといった感じでラインナップ。そのため、クロノグラフは3針の兄弟的存在といった感覚になるといえます。
この26331STは、15400STのクロノグラフ版といった印象ですが、15400青文字盤に対して「ちょっと高い」という相場になっている様子が見受けられます。
例えば、15400ST.OO.1220ST.03の2022年2月水準は1280万円ですが、同じ頃、26331ST.OO.1220ST.01は1375万円だったわけです。
そして、それから今にかけてロイヤルオークは下落しているわけですが、現在の26331ST.OO.1220ST.01は約798万円という状態。それに対して15400ST青文字盤は638万円というように、やはりクロノグラフは3針よりも少し高いという価格帯に位置しているように感じます。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年2月 の安値 |
2023年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク クロノグラフ 26331ST.OO.1220ST.01 |
中古 | 1年 3ヶ月 |
¥13,750,000 | ¥7,986,000 | -5,764,000 | 58.08% |
なお、この26331ST.OO.1220ST.01の2022年2月⇒現在における残価率は約58%ですが、15400ST.OO.1220ST.03は約50%。
同じ世代の青文字盤でも、クロノグラフのほうが3針よりも下落率が低い状態だといえます。