さて本日は、当店2本目となる”超”希少モデル『ノーチラス』「Ref.5711/1A-014」※グリーン文字盤が緊急入荷しましたので、ご紹介していきたいと思います。是非とも最後までお付き合いください。
【目次】
◆ 「Ref.5711/1A-014」 『ノーチラス』SS
◆ まとめ
「Ref.5711/1A-014」
『ノーチラス』SS
2021年、ワンショットで約50本程の生産本数だったと言われている、希少な『ノーチラス』「Ref.5711/1A-014」。
今や多くのブランドで採用されているグリーンの文字盤ですが、こちらのモデルは光の加減で様々な表情を見せてくれる”グリーン”。その色味は、暖色系のライトの下や光量が弱いところで見ると”ブラックに近いグリーン“に見え、自然光の下や光量が強いところで見ると”オリーブグリーン“に見えます。
ここで本題へと入る前に、『ノーチラス』の誕生から今日(こんにち)に至るまでを、簡単にお話ししたいと思います。
1976年、【ジャガールクルト】社製ベースのムーブメント「Cal.28-255C」を搭載した、初代『ノーチラス』通称”ジャンボ”「Ref.3700/1」が発表。
その後、様々な派生モデルが発表されましたが、初代を引き継いだ純粋な後継モデルに該当するのは、2006年発表の『ノーチラス』「Ref.5711/1A-001」。
生誕30周年記念として、SS(ステンレススチール)ケース×グラデーションがかったブルーブラック文字盤の仕様で登場したこちらは、ムーブメントに「Cal.315 SC AIG.1」を搭載し、刻印(規格)はジュネーブシール、ブレスレットのコマはネジ式となっていました。途中、ムーブメントは「Cal.324 SC」に変更され、2009年にできたジュネーブ・シールの認定基準を超える、極めて高い独自の厳しい認定基準を設けたパテックフィリップ・シールが刻印されるようになります。
さらに、ブレスレットのコマが、両サイドネジ式から叩いて抜くピン式に変わり、枝番号が「Ref.5711/1A-010」へと変更になります。文字盤の色味も青みが増して光沢感が強くなりました。
また、明確な時期は分かりませんが、2017年頃の製造個体から文字盤上の「PATEK PHILIPPE GENEVE」の表記が少し下がっています。(上記写真左:2013年個体、右:2020年個体)
その後、2019年以降に製造された個体には、新ムーブメント「Cal.26-330 S C」が搭載され、ハック機能(秒針ストップ)が付き、日付変更禁止時間帯が無くなります。
そして2021年、惜しまれつつも生産終了となった「Ref.5711/1A-010」の後継機として登場したのが、今回ご紹介する「Ref.5711/1A-014」です。
「Ref.5711/1A-010」と比べると、文字盤の色はもちろん、日付表示の窓枠に18KWG(ホワイトゴールド)が採用されたことで高級感が増した印象ですね。(現行モデルの『ノーチラス』「Ref.5811/1G-001」も日付表示の窓枠に18KWGを採用しています。)あまり知られてはいませんが、実はバーインデックスや針にも18KWG(ホワイトゴールド)が使用されています。
サファイアクリスタルを採用したスケルトンバックから鑑賞出来るムーブメントは、2019年以降「Ref.5711/1A-010」にも採用されていた「Cal.26-330 S C」。ハック機能(ストップセコンド機能)が付き、日付変更禁止時間帯が無くなったことで、実用性がぐんっと上がりましたね。
保証書日付は2021年4月。保管時に付いたと思われる細かなスレや目立たない程度の小キズがブレスレット部分に見られますが、着用されていない極美品となります。
気になる販売価格は、48,840,000円(税込)
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当店で初めて取り扱った時は、相場が一番高騰している時期で販売価格も2倍近くとなっておりましたので、その頃に比べると非常にお買い得であるかと思います。また、市場での出回りも少なくなっておりますので、お探しの方はこの機会に是非ともご購入をオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
“超”が付く程の高級時計ではありますが、実は、堅牢な作りと120mの防水機能を兼ね備えたデイリーユースな時計「Ref.5711/1A-014」。何度も言いますが、滅多に見かけることもない、”超”が付く程の希少なモデルとなりますので、いつ販売に至ってしまってもおかしくありません!気になっていた方は早めのお問い合わせをお待ちしております!また、ご自身の目で一度見てみたいと思われた方は、店頭にて是非ともお待ちしております!!
ではまた!