腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

最安値が再び30万円台後半となった、ブルガリAL38G

2016年9月21日更新
ブルガリのアルミニウムAL38Gについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2016年8月の安値(楽天)と2016年9月の安値(楽天)を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥59,400だった。

ディアゴノ AL38Gについての考察(2016年9月)

腕時計が全体的に安い時には30万円台前半、高い時には30万円台後半という傾向のこの時計。実際、リーマンショック後には約30万円ぐらいで販売されていましたが、2013年頃には40万円以上まで値上がりした時もあります。

そんな傾向のこれが、全体的に腕時計が高めという今の状況において約30万円で売られているということをお伝えしたのが先日の記事。

しかもその際出ていたのは1本だけではありませんでした。

そして、このAL38Gは全体的に安値になってしまうのかとおもいきや、その2本はすぐに売れてしまい、再び30万円台後半という相場に戻っています。

ブルガリ アルミニウム AL38G(現在参考の腕時計がありません)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2016年8月
の安値(楽天)
2016年9月
の安値(楽天)
変動額 残価率
ブルガリ
ディアゴノ
AL38G
中古 0年
1ヶ月
¥302,400 ¥361,800 59,400 119.64%

ということで、常識の範疇となったAL38Gの相場。

36万円という上記の値段は、今の状況に非常にあった価格だと思います。

つまり、相場全体が高いことに変わりはないのだけれども、2014年や2007年のように異常なほど高いという状況ではないということ。

しかし、ごくたまに安く買えるモノが登場してくれると、短期狙いとしては良いかもしれません。

例えば、30万円で買ったとしたならば、34万円ぐらいで売ることができるような気がします。

というのも、最低価格が36万円のモノが33万8900円と言われたらなんだかお得な気分がします。その場合、約4万円のプラスとなるわけですから短期の投資としてはかなり利回りが良さそうにも思えます。

ただ、30万円のモノが出たのは8月のこと。

たった1ヶ月で4万円のプラスは嬉しいですが、1ヶ月しかAL38Gを楽しめなかったというのはもう少し楽しみたかったという物足りなさを感じてしまいそうです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。