腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

1年前と比較して約54万円の値下がり、ロイヤルオーク14790ST.OO.0789ST.10

2023年7月6日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク14790ST.OO.0789ST.10について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年7月の安値と2023年7月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は¥-547,800だった。

ロイヤルオーク 14790ST.OO.0789ST.10についての考察(2023年7月)

2000年代前後という時期に現行だったロイヤルオーク14790ST

当時、ロイヤルオークメインモデルだったといえる14790ですが、現在では、あまり目立たないという印象があるかもしれません。

とはいえ、14790ST.OO.0789ST.10は、ちょうど1年前時点で400万円超えという水準を記録しており、それまでの相場からすると驚くほど評価された状態となっていました。

しかし、それから1年後の今、14790ST.OO.0789ST.10の相場は下落。

現在水準は、約353万円となっており、1年前と比較して約54万円の値下がりとなっています。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年7月
の安値
2023年7月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
14790ST.OO.0789ST.10
中古 1年
0ヶ月
¥4,080,600 ¥3,532,800 -547,800 86.58%

1年前と比べると下落状態の14790ST.OO.0789ST.10ですが、15300ST15400STと比べると、現在水準は“適正”という感覚があります。

現在15300STの白文字盤は約404万円15400STの銀文字盤は約440万円。1世代ごとに50万円前後の相場差と考えると、14790が350万円程度というのは適正といえるわけです。

なお、15300ST以降、3針ロイヤルオークの雰囲気が変わったため、今では14790STは「謎のロイヤルオーク」というように思われかもしれませんが、これは15300ST15400STの先祖であります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。