2000年代前後という時期に現行だったロイヤルオークの14790ST。
当時、ロイヤルオークのメインモデルだったといえる14790ですが、現在では、あまり目立たないという印象があるかもしれません。
とはいえ、14790ST.OO.0789ST.10は、ちょうど1年前時点で400万円超えという水準を記録しており、それまでの相場からすると驚くほど評価された状態となっていました。
しかし、それから1年後の今、14790ST.OO.0789ST.10の相場は下落。
現在水準は、約353万円となっており、1年前と比較して約54万円の値下がりとなっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年7月 の安値 |
2023年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク 14790ST.OO.0789ST.10 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥4,080,600 | ¥3,532,800 | -547,800 | 86.58% |
1年前と比べると下落状態の14790ST.OO.0789ST.10ですが、15300STや15400STと比べると、現在水準は“適正”という感覚があります。
現在15300STの白文字盤は約404万円、15400STの銀文字盤は約440万円。1世代ごとに50万円前後の相場差と考えると、14790が350万円程度というのは適正といえるわけです。
なお、15300ST以降、3針ロイヤルオークの雰囲気が変わったため、今では14790STは「謎のロイヤルオーク」というように思われかもしれませんが、これは15300STや15400STの先祖であります。