2022年からサントスガルベのLMサイズが高くなっていますが、自動巻モデルの現在水準は、40万円後半か、50万円前後といった状態にまで達しています。
サントスガルベのLMサイズは、日本のバブル期頃「カルチェ」といって親しまれたといえますが、逆にそういったことが2010年代中盤頃までネガティブに捉えられており、中古相場は安価。自動巻モデルは約25万円、クォーツモデルに至っては、約11万円で購入可能だったのです。
しかし今、サントスガルベへの評価は2010年代中盤とは比べ物にならないぐらい高く評価されています。
そして、2016年3月時点で約11万円で購入可能だった、サントスガルベLMサイズのクォーツモデル、W20018D6は今、なんと約38万円という水準に達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年3月 の安値 |
2023年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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カルティエ
サントスガルベ W20018D6 |
中古 | 7年 5ヶ月 |
¥116,600 | ¥381,480 | 264,880 | 327.17% |
実は筆者、2016年3月にこのW20018D6の記事を書いた際、実際に購入したいと思っていたのですが、結局買わなかったという経緯があります。
その時、このW20018D6を買っていれば、今にかけて「使って⇒楽しんで⇒価値3倍」という体験ができたことになります。
「欲しい」と思ったならば「買ったほうが良い」という事例がまた増えたと思っている次第です。