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現在相場考察

再びの下落、デイトナ116508緑文字盤

2023年8月19日更新
ロレックスのデイトナ116508について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年4月の安値と2023年8月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥-2,988,200だった。

デイトナ 緑文字盤 116508についての考察(2023年8月)

今年の4月に“大きく回復”した状態となっていた116508の緑文字盤。

今年といえば、デイトナの一斉モデルチェンジがありましたが、その際、緑文字盤も生産終了になっています。

4月の大きな回復は、生産終了によるものだと思われたのですが、それから今にかけて、116508緑文字盤は再びの下落という状態。

この緑文字盤の現在水準は約1087万円と、2022年12月並になっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年4月
の安値
2023年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
緑文字盤
116508
中古 0年
4ヶ月
¥13,860,000 ¥10,871,800 -2,988,200 78.44%

116508緑文字盤は、2022年5月に1496万円という水準に達した後、同年11月には約1205万円に値下がり。そして、12月には約1053万円となったのです。

しかし、今年4月には1386万円にまで回復し、2022年の値下がり分を取り戻したといえる状態だったわけです。

それが今、116508緑文字盤は再び1100万円以下となっているわけで、取り戻した分が失われた様子となっています。

緑文字盤は、こういった乱高下をしない傾向がこれまであったため、今回の下落は“過去とは異なる性質の動き”というように感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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