2015年頃まで、ロレックスなどと同様“相場全体が高いときには高く”、“安いときには安い”という動きをしていたランゲ1。
けれども、2017年頃からはそういった動きをしなくなり、相場は“下落⇒停滞”という状態。その結果、2020年頃までは「2015年水準よりも安価」という状態が長らく続いていたといえます。
それが、2021年からランゲ1は再び値動きするようになり、5月時点で多くのモデルは300万円以上という水準に到達。2015年水準よりも高かったため、「過去最高値更新」といった状態だったといえます。
そんなランゲ1ですが、2023年からは“さらなる上昇”という様子が見られるようになっています。
5月時点でYGの101.021が398万円というように、400万円台近い水準に上昇していましたが、それから今にかけて、さらに相場が高くなっている感覚があるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年3月 の安値 |
2023年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ランゲ&ゾーネ
ランゲ1 101.039 |
中古 | 2年 5ヶ月 |
¥2,529,600 | ¥4,623,000 | 2,093,400 | 182.76% |
現在、ランゲ1の一部モデルは、この101.039のように450万円前後という水準になっている状態。今年5月時点では、400万円以下というモデルが多い印象だったため、そこから更に伸びたという印象です。
前回、101.039をお伝えしたのは2021年3月ですが、その時点では約252万円となっており、「2020年頃までより高いが、2015年水準よりは安価」という状態でした。
しかし今、そんな101.039は約462万円となっており、2015年水準を大きく上回る状態になっているのです。