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現在相場考察

2月⇒現在で約33万円の値下がり、デイトナ16520白文字盤

2023年8月31日更新
ロレックスのデイトナ16520について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年2月の安値と2023年8月の安値を比較し現在相場を考察。この0年6ヶ月での変動は¥-336,230だった。

デイトナ 白文字盤 16520についての考察(2023年8月)

今年の2月に約360万円に値下がりしていた16520白文字盤ですが、それから半年後の今、その相場は約326万円に下落。

このところ、回復となる事例が目立つ中、16520白文字盤は2月⇒現在で約33万円の値下がりとなっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年2月
の安値
2023年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
白文字盤
16520
中古 0年
6ヶ月
¥3,600,080 ¥3,263,850 -336,230 90.66%

現在、『今年の2月水準と比べると回復状態』というモデルが多くみられる状況だといえますが、それらとは異なり、この16520白文字盤は下落。なぜそうなったのかというと、2022年時点で16520白文字盤がそこまでの下落となっていなかったからだと推測できます。

というのも、16520白文字盤は、2022年1月水準が375万円だったのに対し、2023年2月水準が約360万円。2022年上半期といった“高い時期”から2023年2月までの変動額は、15万円ほどの下落に過ぎなかったわけです。

そして、その後も白文字盤水準は大きく変わらなかったため、これまで白文字盤は、他の人気ロレックスと比べるとそこまで大きな下落となっていなかった側面があるのです。

ですから、今回の下落は、“他のモデルで2022年に発生した下落”が遅れてきたという感じなのではないか、と筆者は思っているわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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