さて今回は、製造期間が僅か2年と短命に終わってしまった『アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』「Ref.5396R-014」が入荷しておりますので、ご紹介していきたいと思います。ぜひとも最後まで楽しんでご覧ください。
【目次】
◆ 「Ref.5396R-014」 『アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』18KRG
◆ まとめ
「Ref.5396R-014」
『アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』18KRG
2017年の新作として、18KRG(ローズゴールド)ケース×ブルー・ソレイユ文字盤の組み合わせで発表された『アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』「Ref.5396R-014」。
『カラトラバ』を彷彿とさせるケースデザイン、文字盤上にバランス良く配された12時位置のカレンダー小窓、6時位置のデイト表示窓、ムーンフェイズがクラシカルな印象のこちらは、短命モデルということもあり、常に需要の高い人気モデルです。
ここで、本題へと入る前に「Ref.5396」の歴代モデルを簡単にご紹介していきましょう。
*「Ref.5396R-001」
初代『アニュアルカレンダー』「Ref.5035」の誕生から10年後の2006年頃に発表された「Ref.5396G-001」「Ref.5396R-001」。
文字盤デザインは、1930年代に製造された『カラトラバ』「Ref.96」にインスパイアされて作られており、フラットなベゼルと、ケースからラグにかけての流れるようなフォルムは、もはや芸術品とも言える程の美しさを誇ります。38.5mmのケース径も、万人が着けやすい絶妙なサイズ感ですね。
*「Ref.5396G-011」
*「Ref.5396R-011」
2010年の新作として登場した「Ref.5396G-011」「Ref.5396R-011」。
前作から基本的な配置はそのままに、トリプルサークルからシンプルなバーインデックスへ、針もドルフィン針へと変更され、よりエレガントな印象のデザインへと進化を遂げました。
2013年に【Tiffany&Co.】とのWネームモデルとして誕生した「Ref.5396G-012」。
2008年、ニューヨーク5番街にある【Tiffany&Co.】の旗艦店の中に、米国内初となる【パテックフィリップ】サロンがオープンし、その開店5周年を記念して発表されました。バーインデックスがブレゲ数字へと変更され、なんとも良い味を出しています。
*「Ref.5396G-014」
2016年に『アニュアルカレンダー』誕生20周年を記念して誕生した「Ref.5396G-014」「Ref.5396R-012」。
前作に続きブレゲ数字を採用して登場し、話題を集めましたが、今回ご紹介の「Ref.5396R-014」と同じく、2019年に惜しまれつつも生産が終了してしまっています。
簡単に「Ref.5396」の歴代モデルをご紹介したところで、本題に話を戻します。
こちらのブルー・ソレイユ文字盤は、深く透き通った広大な海を彷彿とさせるカラーリングで、華やかな18KRG(ローズゴールド)ケースと見事にマッチした仕上がりとなっています。
スケルトンバックから鑑賞いただけるムーブメントは、アニュアルカレンダーに24時間表示を備えた「Cal.324 S QA LU 24H」。パワーリザーブは約45時間で、28,800振動のハイビート仕様となっていますので、性能に関しても文句無しですね。
保証書日付は2017年8月。パスケースはございませんが、その他付属品は全て揃っています。使用によるスレや小キズこそ多少ございますが、ポリッシュされていないケース・バックルがしっかりとした印象の良個体です。
気になる販売価格は、7,887,000円(税込)
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現行モデル「Ref.5396R-011」の国内正規販売価格が8,657,000円(税込)となっていますので、かなり魅力的な販売価格かと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バリエーション豊富な「Ref.5396」シリーズですが、中でも今回ご紹介した「Ref.5936R-014」は市場での流通も極めて少なく、実は当店初入荷のモデルとなります。今後、いつまた入荷するかは皆目見当も付きませんので、お探しの方はお早目にお問合せいただくことをオススメいたします。
引き続き暑い日が続きますが、全力で日々精進し、今後も皆様に魅力的な【パテックフィリップ】の時計を1本でも多くご紹介出来るよう努めてまいります!
ではまた!