往年のGMTマスターシリーズの配色で、「ルートビア」と呼ばれているのがコンビモデルに設定された「茶金ベゼル」であります。
これは、「青赤」的キャラクターのコンビ専用色といった感覚があり、とても魅力的に映る存在だといえます。
これに惚れた筆者は、2004年、この16713“ルートビア”を購入したのですが、当時は35万円以下で購入可能だったのです。
さて、記事で最後にこの茶金ベゼルの16713をお伝えしたのは2021年11月と、2年近く前になってしまったのですが、その際の16713(茶金、3連ブレスレット)のボトム価格は約156万円でした。
では、現在水準はどうかというと、その答えは約202万円。
2021年11月水準に対して約46万円の値上がりとなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年11月 の安値 |
2023年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 茶金ベゼル 3連ブレスレット 16713 |
中古 | 1年 11ヶ月 |
¥1,562,000 | ¥2,027,000 | 465,000 | 129.77% |
2021年11月といえば、「2022年春の序章」といった感覚があり、2022年2月頃に過去最高値を更新したモデルの一部は、この時期からすでに「目立った上昇」をしていた傾向があります。
ただ、それら人気モデルは2022年4月頃から値下がり。そして下落が続いた結果、2021年11月頃と比べても「安価」という事例が今でも珍しくありません。
そういった事情があるなか、この16713“ルートビア”は、2021年11月との比較でも『約46万円高』となっているわけですから、力を感じる動き方だと思います。