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現在相場考察

再び下落して1200万円台といった様子、アクアノート5168G-010

2023年10月30日更新
パテックフィリップのアクアノート5168G-010について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年8月の安値と2023年10月の安値を比較し現在相場を考察。この0年2ヶ月での変動は¥-3,150,000だった。

アクアノート 5168G-010についての考察(2023年10月)

一時は1300万円台となっていた5168G-010でありますが、今年8月には1500万円台にまで回復。

5168G-010は、“緑文字盤のWGアクアノート”でありますが、同じ5168Gの青文字盤、すなわち5168G-001「百万円単位の相場差」となっているケースが珍しくありません。

しかし、5168G-0101300万円台となっていた際は、青文字盤との相場差が縮まっていた状態。

ですから、8月に5168G-0101500万円台に回復した際は、従来どおり「青文字盤と差がある状態に戻った」といえたわけです。

しかし今、そんな5168G-010再び下落。現在水準は、なんと1265万円となっているのです。

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年8月
の安値
2023年10月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
アクアノート
5168G-010
中古 0年
2ヶ月
¥15,800,000 ¥12,650,000 -3,150,000 80.06%

5168G-010は、この2ヶ月間で315万円もの下落となっている状態。また、今回の値下がりによって、現在水準は、今年6月水準よりも安価となっているのです。

さて、5168G-010がこういった動きとなっているとすると、5168G-001(青文字盤)の様子が気になるところであります。そちらは現在どうなっているかというと、その答えは1200万円であります。

つまり、現在のボトム価格は緑文字盤が1265万円青文字盤が1200万円という状態。2022年4月に緑対青の相場差は300万円以上となっていたわけですが、現在ではそれが65万円となっているのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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