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現在相場考察

ついに90万円台という水準、カレラCS3140

2023年12月4日更新
タグホイヤーのカレラCS3140について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年6月の安値と2023年12月の安値を比較し現在相場を考察。この0年6ヶ月での変動は¥230,000だった。

カレラ CS3140についての考察(2023年12月)

2021年からSSモデルでも50万円台という水準が見られるようになった、カレラの1964年復刻モデルでありますが、YG(CS3140)については今年上旬まで大きな変化がない様子が見られました。

それが6月時点でCS314060万円台後半に変化。ようやくSSに対する差をつけた状態となったのです。

そして、それから今にかけてもCS3140は、値上がりが続いている様子。

CS3140の現在水準は約91万円というように、ついに90万円台という水準に達しているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年6月
の安値
2023年12月
の安値
変動額 残価率
タグホイヤー
カレラ
CS3140
中古 0年
6ヶ月
¥688,000 ¥918,000 230,000 133.43%

このCS3140は、2017年頃まで「30万円台で購入可能なYGモデル」というポジションとなっていた経緯があります。

当時、30万円台で購入可能なYGとして、クォーツモデルなども含まれていたのですが、CS3140は手巻きクロノグラフと最も条件が良かったといえます。

また、そういった条件面のみでなく、見た目の良さ、1964年版に忠実な雰囲気等、様々な魅力がCS3140にはあるわけです。

今となっては、CS314090万円台となっているわけですから、2017年時点で、CS3140の魅力に気づき、そういった内容の記事を書いていた筆者は「なぜ買わなかったのか」と反省しています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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