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現在相場考察

他のブレゲと比較して値下がりしている印象、マリーン2 5817ST/12/5V8

2023年12月14日更新
ブレゲの5817ST/12/5V8について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年6月の安値と2023年12月の安値を比較し現在相場を考察。この1年6ヶ月での変動は¥-382,000だった。

マリーン2 5817ST/12/5V8についての考察(2023年12月)

2016年から2020年頃まで、長らく「100万円程度」といった価格に位置していたブレゲマリーン2、5817ST/12/5V8

それが2021年から中古相場が値動きするようになり、2022年6月には180万円台といった水準にまで達していました。

しかし今、そんな5817ST/12/5V8値下がり状態

現在水準は、約148万円となっており、2022年6月水準に対して約38万円の下落といった様子であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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ブレゲ マリーンII ラージデイト 5817ST/12/5V8 シルバー メンズ BREGUET (中古)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年6月
の安値
2023年12月
の安値
変動額 残価率
ブレゲ
マリーン2
5817ST/12/5V8
中古 1年
6ヶ月
¥1,870,000 ¥1,488,000 -382,000 79.57%

このマリーン2を含め、2022年に目立った上昇となったブレゲが多い印象でありますが、そういったモデルの多くは、2022年⇒2023年でそこまでの値下がりとはなっていないといえます。

例えば、同じマリーン2でも、黒文字盤の5817ST/92/5V8については、約1年前水準と現在水準が大きく変わっていない様子。また、アエロナバルの3800ST/92/SW9も同じく“1年前と変わりない”といえる状態であります。

それに対して、この5817ST/12/5V82022年6月水準との比較で40万円近い値下がりをしているわけですから、他のブレゲと比較すると抜きん出て値下がりしている印象になります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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