年の瀬に近付いて来ましたが、いかがお過ごしでしょうか。銀座周辺は国内外問わず連日多くの方で賑わっており、コロナ禍の時の閑散とした街並みから本来の活気を完全に取り戻しています。長年この街を見てきた私からすると、やはりこの活気が銀座であり、元に戻ったこと、本当に嬉しい限りでございます。
さて今回は、連日のように入荷している【パテックフィリップ】のモデルの中から、2023年の新作として発表され、話題となったモデルが待望の初入荷となりましたので、そちらをご紹介したいと思います!ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
◆ 「Ref.5261R-001」 『アクアノート ルーチェ アニュアルカレンダー』18KRG
◆ まとめ
「Ref.5261R-001」
『アクアノート ルーチェ アニュアルカレンダー』18KRG
『アクアノート』に初めて”アニュアルカレンダー”が搭載されたモデルとして、2023年に登場した「Ref.5261R-001」。
レディースのコレクションである『アクアノート ルーチェ』でありながらも、ジュエリーは一切装飾されていないという、従来とは少し異なる形で登場しました。
ちなみに、現在当店でも取り扱っている『アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』「Ref.4947/1A-001」も、リファレンス(型番)が”4”から始まるレディースモデルでありながら、ジュエリーの装飾が施されていない珍しいモデルです。女性はもちろんのこと、男性が着用してもカッコいいモデルですね。
話を「Ref.5261R-001」に戻します。こちらのモデル、『アクアノート ルーチェ』のコレクションながら、ケース径39.9mm(10時位置〜4時位置)、ケース厚10.9mmと、サイズだけ見るとまさに男性用。ただ、最近は女性が男性用のサイズを着用することも、よく見掛けるようになってきましたので、女性が着用していてももちろん違和感は無いかと思います。
ここで一つ注目ポイントです。従来の”アニュアルカレンダー”搭載モデルと比較すると、カレンダーの配置が異なっていることに気付きましたでしょうか。通常は、2時位置と3時位置の間に”月(month)”、9時位置と10時位置の間に”曜日”、6時位置に”日付”、その上に”月齢(ムーンフェイズ)”が配置されるのですがが、こちらのモデルは、3時位置と4時位置の間に”曜日”、8時位置と9時位置の間に”月(month)”、6時位置に”日付”、12時位置に”月齢(ムーンフェイズ)”と、非常に斬新なレイアウトになっているのです。
また、先ほどケース厚10.9mmとお話ししましたが、一回り小さい10.2mmの『アクアノート トラベルタイム』「Ref.5164A-001」と比べてみました。こうやって並べてみると違いは一目瞭然ですね。僅か0.7mmの差でも、迫力が全く異なるかと思います。
スケルトンバックから眺めるムーブメントは、ハック機能搭載の「Cal.26‑330 S C」を基に、アニュアルカレンダー機構を追加した「Cal.26-330 S QA LU」。日付変更禁止時間帯が無くなり、アニュアルカレンダーも搭載されている為、その実用性は抜群です。ちなみに、こちらのムーブメントを搭載しているモデルは、現行品の中でも本モデルのみとなっています。
状態は、保管による微細なスレこそございますが、着用はされていない未使用品となります。また、保証書は付属しておりませんが、その分価格が抑えられているため、お探しだった方はチャンスではないかと思います。
気になる販売価格は、22,880,000円(税込)
商品ページはこちら
2023年の新作ということで、市場での出回りはまだまだ少ない状態。次回の入荷も直ぐには期待できないモデルとなりますので、ご検討されていた方は、この機会でご購入されることを強くオススメいたします!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここのところ【パテックフィリップ】の2023年新作を含め、見応えのあるモデルが多数入荷しております。正規販売店で入手することの難しいモデルも多く、是非とも実際にご自身の目で見ていただければ幸いです。
また、直近の為替の乱高下に伴い、市況は日々刻々と変わっていますが、販売価格の設定については、どの商品も自信をもってオススメ出来る価格を付けさせていただいております。このような時にこそ、ぜひ他店の商品と見比べてみてください。
早いもので、今年も残すところあと2週間を切りました。最後までたくさんの魅力的なモデルを全力でご紹介出来るよう努めてまいります!次回のパテック論もお楽しみに!
ではまた!