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現在相場考察

2022年11月水準に対して75万円ほどの上昇、サブマリーナ116619GLB

2024年1月7日更新
ロレックスのサブマリーナー116619GLBについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年11月の安値と2024年1月の安値を比較し現在相場を考察。この1年2ヶ月での変動は¥755,000だった。

サブマリーナ 116619GLBについての考察(2024年1月)

2008年に登場した116世代のサブマリーナには、初のWGモデルが追加されましたが、それには「さらに豪華」なダイヤ文字盤があります。

それが、この116619GLBなのですが、「ドット部分がダイヤ」というように、5桁世代のダイヤ文字盤を踏襲したモデル。

ただ、こういったシンプルなダイヤ文字盤は、そのすべてが2013年頃に生産終了となっているため、生産期間が短くレアという印象があります。

また、サブマリーナの青文字盤は、ダイヤ文字盤が生産終了したタイミングでマイナーチェンジ。いわゆる「マットな青文字盤」から「サンレイ青文字盤」に変更となっています。

ですから、この世代のダイヤの青文字盤には「マットな青文字盤」しか存在しません。

さて、そんな旧ダイヤ文字盤のサブマリーナでありますが、生産終了後から相場は高値。

特に、コンビの116613GLBは分かりやすく、116613LBに対して50万円以上の相場差というのが常となっています。

そんな旧ダイヤ文字盤のサブマリーナでありますが、その頂点ともいえるWGの116619GLBは、2022年11月時点で約628万円となっていました。

当時といえば、「2022年2月頃の急上昇⇒下落」という動きが目立っていたわけですが、それを考慮しても116619GLB「もう少し評価されても良い」と表現できました。

そしてその通り、116619GLBはそれから今にかけて値上がり。

現在水準は約703万円となっており、2022年11月水準に対して75万円ほどの上昇となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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中古 ロレックス ROLEX サブマリーナ デイト 116619GLB ランダムシリアル ブルー/ダイヤモンド メンズ 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年11月
の安値
2024年1月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
116619GLB
中古 1年
2ヶ月
¥6,283,000 ¥7,038,000 755,000 112.02%

2022年11月といった時期との比較で、70万円以上の上昇となるスポーツロレックスはそこまで多くないといえます。

そういった意味で、この116619GLBは「結構な上昇」といえるわけですが、こういった値動きとなった理由は先の通り、2022年時点で「もう少し評価されても良い」という状態だったから。つまり、お得感があったからそれが補正されたのだと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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