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現在相場考察

1年前とほぼ変わりない、ヨットマスター16622

2024年1月8日更新
ロレックスのヨットマスター16622について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年1月の安値と2024年1月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は¥-18,000だった。

ヨットマスター 16622についての考察(2024年1月)

2015年に執筆した著書「腕時計投資のすすめ」を含め、以前から筆者が「相場全体を示しているかのような動き」をすると思っているヨットマスター16622

前回、この16622をお伝えしたのは2023年1月。もう1年前となってしまいましたが、その際は約109万円という状態でした。

それに対して、現在水準はどうかというと108万円

この1年でほぼ変わっていない様子となっています。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年1月
の安値
2024年1月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
16622
中古 1年
0ヶ月
¥1,098,000 ¥1,080,000 -18,000 98.36%

これまでに何度か、この16622を記事でお伝えしようと思ったのですが、去年の11月頃は「120万円近い様子=上昇の兆し」だったり、年末頃は「100万円近い雰囲気=値下がり」といった感じで、安定しない様子があったといえます。

実際、相場全体も11月頃までにかけて「上昇」という雰囲気があった反面、12月下旬からは「再びの下落」となっているため、16622の動きはそれなりに正しかったといえるのですが、分かりづらいと判断したため、記事では取り上げませんでした。

そして今、166221年前とほぼ変わりないという状態。

結局のところ、「上昇の兆し⇒下落⇒1年前と変わらず」という動きを16622はしたわけですが、これが今の「分かりづらい相場」を象徴しているのでは、と思っている次第です。

なお、後継の116622については相場が上昇している様子。現在、116622プラチナ文字盤は約170万円となっています。

2022年12月において116622プラチナ文字盤は約154万円だったため、この1年で約16万円高という変動がある状態。

ほぼ同じ見た目の両者ですが、16622は1年前とほぼ変わらず、現在でも110万円以下で購入可能となっているのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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