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現在相場考察

値上がりが続いている、トリロジーフィフティファゾムス2200-1130-71

2024年1月18日更新
ブランパンのトリロジー2200-1130-71について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年8月の安値と2024年1月の安値を比較し現在相場を考察。この1年5ヶ月での変動は¥102,570だった。

トリロジー フィフティファゾムス 2200-1130-71についての考察(2024年1月)

長らく、「ブランド力も品質も良いのに中古相場が安価」となっていたブランパンですが、2019年頃から徐々に値動きするように変化。また、2022年頃からは結構な上昇となっているケースが目立っています。

このトリロジーフィルティファゾムスの2200-1130-71は、1997年に出たトリロジーシリーズの“3針ダイバーズ”枠を担うモデルですが、長らく40万円台といった中古相場となっていました。

キャラクター的には「ラグスポ」ともいえるこの時計ですが、40万円台という相場は激安だったといえます。

それが2022年に2200-1130-71は上昇。8月には約75万円という水準に達したのです。

そんな2200-1130-71でありますが、それから現在までにかけても値上がりが続いている状況。

現在水準は、約85万円となっており、2022年8月水準に対して10万円ほどの上昇という様子であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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ブランパン Blancpain 2200-1130-71S フィフティ ファゾムス 自動巻き メンズ 美品 箱・保証書付き G#127932

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年8月
の安値
2024年1月
の安値
変動額 残価率
ブランパン
トリロジー
フィフティファゾムス
2200-1130-71
中古 1年
5ヶ月
¥753,230 ¥855,800 102,570 113.62%

2200-1130-71は、2022年2月3月といった時期に急上昇した経緯がないため、現在の約85万円という水準は、過去最高値といって差し支えないないといえます。

ちなみに、筆者は、この2200-1130-71が現行だったころから興味を持っていたのですが、2002年当時の新品実勢価格は45万円程度だったと記憶しています。

2002年から15年以上「相場が変わらない」状態が続いていた2200-1130-71は、2022年という年を境目に、大きく動く動くようになったわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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