先日、16233が70万円以上に達したことをお伝えしましたが、16234もそれに近い水準に達している様子があります。
16233、16234、そのどちらもコンビモデルなのですが、16233がブレスレットまでコンビである一方、この16234はベゼルのみがWGという仕様。
そのため、16233のほうが高くて当たり前といえるのですが、中古相場では16234との相場差はそこまで大きくない傾向があります。
なお、記事では16234の青文字盤(ローマン)を追っていますが、こちらは前回お伝えした2022年5月時点で約71万円といった水準。その時点で70万円超えとなっていたのです。
では、そんな青文字盤ローマンの現在水準はどうなっているかというと、その答えは約78万円。
しっかりと上昇している様子があります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年5月 の安値 |
2024年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトジャスト 青文字盤ローマン 16234 |
中古 | 1年 8ヶ月 |
¥713,900 | ¥781,000 | 67,100 | 109.40% |
この16234青文字盤は、2022年5月水準との比較でも上昇となっているわけですが、こういった値動きは、スポーツモデルなどとは一線を画すといえます。
スポーツモデルの多くは、2022年5月頃と比べると、現在水準のほうが安いケースが当たり前。例えば、デイトナ116500LN黒文字盤は、2022年6月において429万円となっていましたが、現在水準は約387万円であります。
それに対して、この16234青文字盤は、2022年5月水準が約71万円であるのに対し、現在水準は約78万円。
2022年5月との比較でもしっかり上昇しているわけです。
これまでの常識では、スポーツ系だけが上昇するといった印象があったかもしれませんが、2022年5月⇒2024年1月という期間では、これまで“動かない”という印象だった「5桁世代のデイトジャスト」が動くという、“大穴”的な結果になったといえます。