腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

100万円以上という水準に達している、デイトジャスト2 116300銀文字盤

2024年1月25日更新
ロレックスのデイトジャスト116300について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年3月の安値と2024年1月の安値を比較し現在相場を考察。この2年10ヶ月での変動は¥260,200だった。

デイトジャスト2 銀文字盤 116300についての考察(2024年1月)

2000年代中盤頃まで、デイトジャストとデイデイトのメンズサイズは、36mmのみというラインナップでしたが、2000年代後半からは「より大きなサイズ」が登場。

それらは、当初デイトジャスト2」、「デイデイト2」と名付けられていました。

しかし、今となっては『2』とされたモデルは“デイトジャスト41”となり、「デイトジャスト2」という名称は、短期間で廃止されたわけです。

さて、そんなデイトジャスト2の116300を前回お伝えしたのは2021年3月と、3年近く前のことになってしまいましたが、その際の水準は約87万円でした。

では、116300の現在水準はどうなっているかというと、その答えは約113万円

今や116300は、100万円以上という水準に達しているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年3月
の安値
2024年1月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトジャスト2
銀文字盤
116300
中古 2年
10ヶ月
¥877,800 ¥1,138,000 260,200 129.64%

これまで何度も116300を取り上げてきましたが、その都度、116300は伸びてきた様子がありました。

116300の様子をお伝えするのは、2年10ヶ月ぶりとなってしまったわけですが、この間も116300順調に上昇

なお、多くのモデルが急上昇した2022年春に116300を記事で取り上げ損ねてしまいましたが、その際のボトム価格は約109万円といった様子でした。

記事では2017年2月から銀文字盤を追っていますが、当初お伝えした際は約53万円。それが今や約113万円となっているわけです。

なお、この銀文字盤の約113万円という水準は、116300全体の現在ボトム価格でもあります。

ですから、現在の1163002022年春水準を上回っているわけで、こういったことからも、順調に伸びている印象があるといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。