現在とても高くなっているロレックス。代表的なスポーツモデルは特に高値です。過去の相場を考慮すると6桁リファレンス、5桁リファレンスともに現在「安い」とは言えない状況のスポーツモデルですが、「どうしても1本だけ持たなくてなならない」という状況ならばエクスプローラ1を買うことをオススメします。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年10月 の最安値(ヤフオク) |
2016年1月 の最安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
エクスプローラ 14270 |
中古 | 3年 3ヶ月 |
¥238,000 | ¥388,000 | 150,000 | 163.03% |
それは毎日使えるタフさを兼ね備えた時計だからです。
エクスプローラが、というよりはロレックスの腕時計全般に言えることですが壊れにくい機械と丈夫な構造、そしてなにより装着していてストレスのない機構は毎日使うのに最適です。
上記のことは、何本か腕時計を持っていてローテーションしている状態なら特に気にならないこと。その時計を使うのはせいぜい3日に1度とか、1周間に一度。多少つけづらくても1日ぐらいならストレスにならないですし、適度に低い使用頻度はムーブメントに与えるダメージも減らせることでしょう。
靴だって毎日履かないで“1日履いたら1日寝かせる”などと言わる通り、適度な使用頻度は腕時計にあたえるダメージを減らせます。
それが急に1本になったら「装着感」とか「ムーブメントのタフさ」が気になってくるのです。
これまで私は、「ムーブメントの実力(タフさ)」などが重要視されることに疑問を持っていました。
なぜならそのような性能面でGショックに勝てないわけで、“丈夫さ”や“日差が少ない”ということを腕時計に求めるのであれば「Gショックの電波時計を買えば良い」と思っていたのです。
しかし、「腕時計を何本かもっているコレクターが、単身赴任などで1本だけ時計を持ってくならば」ということを考えた時に「タフさ」が重要だと思ったのです。
そして、その時はじめて1本の時計を毎日使っていると普段気づかなかった、「装着感」「ムーブメントのタフさ」が重要だと感じるのです。
さて、1本持っていくのになぜロレックスが良いか。
それは、先ほどの「装着感」「ムーブメントのタフさ」に加えて、時計愛好家に「所有満足感」を適度に与えてくれるからです。
Gショックが悪い時計だとは思いませんが、時計愛好家なら機械式腕時計を手元においておきたいという気持ちになると思います。
さてそんなスポロレの中で現在お買い得なのは意外にも「エクスプローラ1(14270,114270)」。
高級腕時計ブームを牽引してスポロレの中でも高価(明らかにGMTマスターより高かった)だったエクスプローラ1は現在スポロレの中では最もお買い得な価格帯に変化。エクスプローラが40万円台だった頃、33万円で売っていたGMTマスターは現在60万以上することを考えると、とてもお買い得だと感じます。
実用性の観点から多くの人に需要がありそうなエクスプローラ。
かつてロレックスブームを牽引し、さらにはプレミア価格で販売され、ヨーロッパの人たちにもその噂が伝わるほどでした。
というわけで、これだけ実力があるエクスプローラ(14270,114270)はもっと需要が増えても不思議ではありません。