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腕時計特集

阿部泰治のパテック論 ~第195回~ 店主オススメの 『アクアノート』『パーペチュアルカレンダー』をご紹介!!

2024年1月30日更新

連日のように厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。当店は年始の営業開始早々から多くのお客様にご来店いただいており、非常に活気付いた日々を過ごさせていただいております。商品ラインアップもこれまで以上に豊富になってきており、みなさまにオススメ出来る商品も増えてきていますので、是非この機会にご家族やご友人などと一緒に足を運んでみていただけますと幸いです。

さて本日は、高年式の人気モデルが未使用品で、しかも保証書付きで入荷しておりますので、そちらをご紹介したいと思います。ぜひ最後までご覧ください。

【目次】
◆ 「Ref.5167/1A-001」 『アクアノート エクストララージ』SS
◆ 「Ref.5270/1R-001」 『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』18KRG
◆ まとめ

「Ref.5167/1A-001
アクアノート エクストララージ』SS

2008年に発表されたSS(ステンレススチール)ケース・ブレスレット仕様の『アクアノート』「Ref.5167/1A-001」。

2007年に発表されたエクストララージサイズの「Ref.5167A-001」、ラージサイズ「Ref.5165A-001」と共に、未だ現行品として発売されている人気モデルです。SS(ステンレススチール)ブレスレット仕様となっていることで、武骨な印象を受けますね。

今回ご紹介の個体には、新型ムーブメント「Cal.26-330 S C」が搭載されていますが、切り替わったのは2022年4月~5月頃ではないかとされており、非常に出回りも少なくなっています。ちなみに、今まで何度も”パテック論”にてご紹介していますが、こちらのムーブメントにはハック機能(ストップセコンド機能)が付いており、日付変更禁止時間帯が無くなっています。より日常使いに適した仕様と言えますね。

ブレスレットの形状もあって、厚みがありしっかりとしている印象にも思えますが、見た目に反して僅か8.1mmしかありませんので、ビジネスシーンで着用する場合でも、Yシャツの袖元がかさばる等のストレスはございません。また「Ref.5167A-001」のように、トロピカルバンド仕様というのも非常に軽くて良いのですが、SS(ステンレススチール)ブレスレット仕様のほど良い重さというのも、これまたオススメであります。

保証書日付は2023年6月。ブレスレットの調整はされておりますが、着用はされていない未使用品です。市場での出回りが少ない新ムーブメント「Cal.26‑330 S C」を搭載したモデルで、販売価格も抑えられているということで、『アクアノート』をお探しの方には非常にオススメでございます。
※保管時に付いたと思われるスレがベゼル6時位置、ブレスレットに見られます。

気になる販売価格は、、、

と言いたかったのですが、本コラム掲載直前に販売へと至ってしまいました、、、毎度申し訳ございません!!!

アクアノート』や『ノーチラス』の高年式モデルは、【パテックフィリップ】の中でも特に需要が高いので、すぐの入荷は難しいかと思いますが、精一杯頑張らせていただきますので、首を長くしてお待ちください!!

「Ref.5270/1R-001
『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』18KRG

18KRG(ローズゴールド)製のケース、ブレスレットに、精悍な印象のブラック文字盤を備えて、2018年に発表された「Ref.5270/1R-001」。

それまでに販売されていた「Ref.5270」は全て革ベルト仕様であったということもあり、待望のブレスレット仕様に喜んだ方も多いのではないでしょうか。

文字盤レイアウトは、歴代の『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』のモデルとほぼ変わりありませんが、昼夜表示と閏年サイクルを表示した2つの小窓が追加されたり、3時位置の30分積算針と9時位置の秒針を6時位置に若干下げたことで、カレンダーディスクが大きくなるなど、視認性も向上しています。

逆に反ったベゼルや、段差がついたラグは、ウィングレット(小さい翼)のようで印象的です。「Ref.2499」「Ref.5970」にも見られる仕様ですが、ブレスレット仕様でラグが目立たないのでスッキリとしてますね。

サファイアクリスタルのスケルトンバックから鑑賞可能なムーブメントは、完全自社製の「Cal.CH 29-535 PS Q」。クロノグラフに加え、永久カレンダー機構を搭載しながらも、僅か7mm程の厚さに抑えられており、ケース厚も12.4mmしかありませんので、抜群の着用感を誇っています。

保証書日付は2021年12月。付属品は完品となっています。使用によるスレや小キズが見られますが、ポリッシュなしと思われるケース・ブレスレットがしっかりとした印象の良い個体です。
※ラグ1時位置、裏蓋12時位置のエッジ部分に軽い打ち傷が見られます。

気になる販売価格は、23,485,000円(税込)

※2024年1月時点の国内希望小売価格は、33,891,000円(税込)

商品詳細をご覧になりたい方はこちら

国内の正規販売価格と比べると、なんと1,040万円もお得!!ここまで違うと、流石に”リーズナブル”であると言わざるを得ませんね。お探しの方はこの機会でのご購入を強くオススメいたします!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

まだ年が変わって間もないですが、連日のように魅力的な【パテックフィリップ】の時計を入荷することが出来ています。しかしながら、即販売成立へと至ってしまうことも多くもございますので、気になるモデルを見つけた場合、すぐご連絡ください!

引き続き、みなさまにとって有益な情報を少しでも多くお伝えしていければと思いますので、次回のパテック論を楽しみにお待ちください。

ではまた!

この記事の執筆者
阿部泰治
コミット銀座 店主 銀座著名店で長きに渡り高級腕時計を取り扱い、2016年1月、コミット銀座を創業。 ロレックスやパテック・フィリップをはじめとした希少品やコレクターズアイテムを多数扱う実績を持つ。 時計本来の価値、時価を判断し、委託手数料の業界最安値水準を確立。
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