ステンレスのスポーツロレックスで文字盤の色が選べるのはこのエクスプローラ2とデイトナぐらいでしょう。
そして、同じ時計でも文字盤色によって相場が違うというのもこれらモデルの特徴。
とはいえ、エクスプローラ2に関しては近頃文字盤色によって相場の差がなくなってきたように思えます。
この16570、特にロレックスブームの際は黒文字盤の人気がものすごく、当時高値だったエクスプローラ(14270)よりも“レア”という扱いだったこともあるぐらいです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年11月 の安値(ヤフオク) |
2016年11月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
エクスプローラ2 黒文字盤 16570 |
中古 | 4年 0ヶ月 |
¥260,000 | ¥398,000 | 138,000 | 153.08% |
デイトナ(16520/116520)の場合、今でも黒文字盤か白文字盤かによって相場が異なるという現象が残っていますが、エクスプローラ2においてこの現象は10年近く前に見られなくなりました。
16570はリーマンショック前であれば、どんなに安くても30万円を切ることは無かったのですが、その後は一気に20万円台前半という相場まで下落。
その際、かなり安値状態となった16570は黒文字盤も白文字盤も同じような相場になったと思います。
そしてそこから今度は40万円以上という相場まで上昇。
ただ、最近はそこから若干値下がりして30万円台後半といった感じです。
筆者は最近、16570の白文字盤を2本目の時計として最適だと考えているのですが、この時計の良さは文字盤交換ができること。
確かに費用はかかってしまいますが、文字盤の色が違うと時計の印象がだいぶ違うものになるので、2年に1回ぐらい文字盤交換をして楽しむということができるのも16570の良さだと思います。
そしてこの時計、改めて見てみると、5桁リファレンス時代の良き時計という感じ。大きさといい、デザインといい、全体のバランスのまとまり具合が非常に良いと思います。
またこの時計、GMT機能が付いているというのもなかなかお得感のある要素。GMTといえばGMTマスターの印象が強いことは確かですが、ほぼ同等の機能がスポーツロレックス最安価格で手に入るというのはなんとも魅力的であると思います。