2022年頃から、2000年世代などの一部モデルが目立った上昇をするようになったIWC。
しかし、それ以降は値動きが停滞気味となっている雰囲気もあり、メカニカルフリーガーのIW370607などは、2022年にガバっと伸びて以降、現在まで大きく変化なしといった状態だといえます。
そんなIWCでありますが、2022年に上昇し、それから今にかけてもさらに上昇という値動きをしているモデルが存在。
それが、このGSTクロノのIW370802でありますが、これはプラダとのコラボモデルであります。
プラダとのコラボモデル、というように強いキャラクターを持っているIW370802でありますが、2021年ごろまでは「あまり変動しない」という状態が続いていたといえます。
それが2022年、IW370802は大きく変化。それまで40万円前後といった水準だったのが、約50万円になったのです。
そして今、IW370802は約68万円という水準にまで上昇。
2022年9月⇒現在までにかけて約17万円の値上がりとなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年9月 の安値 |
2024年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
IWC
GST クロノグラフ プラダ IW370802 |
中古 | 1年 7ヶ月 |
¥508,250 | ¥685,000 | 176,750 | 134.78% |
2022年にIWCは「値上がり」が目立っていましたが、その最中、このIW370802の変動は『約10万円の上昇(2018年9月⇒2022年9月)』といったところでした。
それに対して、今回の変動額は約17万円という状態。これは、IW370802としては過去最大規模の値動きだといえます。
ちなみに、このIW370802、2018年時点でも約40万円でしたが、中古相場が全体的に安かった2010年時点でも40万円台に位置していました。
ですから、IW370802は2022年に約50万円となるまで、10年以上にわたって変動しなかったわけですが、それが今や68万円という状態。一気に評価されるようになったといえます。