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現在相場考察

2ヶ月という短期間で約10万円の値上がり、GMTマスター2 116713LN

2024年5月20日更新
ロレックスのGMTマスター2116713LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年3月の安値と2024年5月の安値を比較し現在相場を考察。この0年2ヶ月での変動は¥105,000だった。

GMTマスター2 116713LNについての考察(2024年5月)

今年の新作発表で、SS黒ベゼルのGMTマスター25年ぶりに復活しましましたが、その結果、1つ前の黒ベゼルも上昇するといった様子が見られます。

そして今、同じ「黒ベゼル」のコンビモデルも上昇傾向。『黒ベゼル+YGコンビ』という内容は、2023年に126713GRNRの登場をもって復活したのですが、SS黒ベゼルに影響されてか、116713LNも反応した状態となっているのです。

116713LNは、今年3月時点で約194万円といった状態でしたが、現在水準は約204万円

この2ヶ月という短期間で約10万円の値上がりとなっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年3月
の安値
2024年5月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター2
116713LN
中古 0年
2ヶ月
¥1,943,000 ¥2,048,000 105,000 105.40%

今回200万円以上となった116713LNでありますが、これはピーク時水準にまで近づいたというわけではありません。

これまで、116713LNが最も高かったといえるのが、2022年2月だといえるのですが、その際のボトム価格は約236万円でした。

それに対して、現在ボトム価格は約204万円ですから、まだピーク時水準に対して30万円以上の差があります。

ただ、2番目、3番目に安価な個体を見てみると、2番目が約218万円、3番目が約225万円といった様子。

こういったことを考慮すると、116713LNは今、勢いがある状態だと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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