ラジオミールのクロノグラフモデルといえば、このモデルのように2つ目という印象。
2つ目という見た目は、ラジオミールに非常によく合っており、まさしく格好良いモデルだと思います。
見た目が格好良いというだけでなく2つ目クロノグラフのラジオミール、実はかつて「高嶺の花」という評価にふさわしい超豪華な限定モデルだったのです。
1999年に『ビーナス179』という1940年代のデッドストックムーブメントを搭載し限定発売されたPAM00047は、高い価格だけでなくその希少さ故に、欲しくても手に入らない幻のモデルです。
その後もラジオミールにはクロノグラフが設定されましたが、いずれもスペシャルモデル。
2つ目クロノグラフのラジオミールに対して「非常に格好良い」という声がありながらも、通常モデルとして“通常な”金額で販売されるようになったのは、このPAM00288が出た2007年以降のことなのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年9月 の安値(ヤフオク) |
2016年11月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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オフィチーネパネライ
ラジオミール PAM00288 |
中古 | 6年 2ヶ月 |
¥498,000 | ¥498,000 | 0 | 100.00% |
PAM00288、2010年の相場と現在の相場が変わっていません。
2010年というと、PAM00111などオーソドックスなパネライが25万円程度で買うことができたぐらい、パネライが安かった時代です。
そして、そこからPAM00111などは15万円以上値上がりしているのも当たり前。
なのにこのPAM00288は2010年と2016年の相場が変わっていないのです。
これは非常にお買い得。
先の通り、2つ目クロノのラジオミールはかなり人気要素の高いモデル。
さらに他のパネライが基本的には値上がりしている中、2010年という安めな時期と比べて全く変わっていないというのはまさしく、今買うべき時計と言って良いでしょう。
最近、ロレックスやパネライは全体的に値上がりしている印象があり、腕時計自体が買い時でないと判断する方もいるかもしれません。
しかし、詳しく見てみると、このPAM00288のように今こそ買いな腕時計も存在するのです。
PAM00288の40万円台後半という相場は、すべてのパネライのクロノグラフの中で最も安い価格です。(フェラーリモデルを除く)