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現在相場考察

短期間で10万円単位の上昇、スクーバSD38G

2024年6月19日更新
ブルガリのスクーバSD38Gについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年2月の安値と2024年6月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥155,000だった。

スクーバ SD38Gについての考察(2024年6月)

90年代ブルガリは、魅力的な世代だといえますが、中古相場が評価されるようになったのは2023年頃からだといえます。

特にK18といったモデルが大きく評価されるようになり、長らく30万円台で購入可能だったAL38Gは2023年6月時点で60万円台になるという変化をしています。

そんな90年代ブルガリでありますが、スクーバのK18モデルについては、2023年以前から値動きする傾向があり、ブルガリの中で最も値動きするといった印象があります。

SD38Gは、今年2月時点で約89万円になっているという様子をお伝えしたのですが、それから4ヶ月という短期間で“さらなる変化”が見られます。

では、SD38Gの現在相場はどうなっているかというと、約104万円(ABランク以上)。

2月水準に対して約15万円の値上がりとなっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ブルガリ BVLGARI ディアゴノ スクーバ SD38G メンズ 腕時計 デイト ブラック 文字盤 K18YG 自動巻き Diagono 90210227

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年2月
の安値
2024年6月
の安値
変動額 残価率
ブルガリ
スクーバ
SD38G
中古 0年
4ヶ月
¥893,000 ¥1,048,000 155,000 117.36%

4ヶ月で約15万円の値上がりという動きは、ブルガリの動きとしてはかなり凄いといえます。

90年代ブルガリは、魅力的である一方、2017年⇒2022年で相場が変わらずというモデルがそれなりにある一方、SD38Gは2016年から年々上昇してきた経緯があるのです。

ただ、SD38Gとはいえ、「数ヶ月で10万円単位の変動」という動きはこれまで見かけたことがありません。

今回、「短期間で10万円単位の上昇」いう動きをSD38Gがしたというのは、90年代ブルガリ評価がさらに高まっていくのではないか、という期待も感じてしまいます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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