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現在相場考察

800万円近い状態に回復、ロイヤルオーク15500ST.OO.1220ST.01

2024年7月8日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15500ST.OO.1220ST.01について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年2月の安値と2024年7月の安値を比較し現在相場を考察。この1年5ヶ月での変動は¥748,700だった。

ロイヤルオーク 15500ST.OO.1220ST.01についての考察(2024年7月)

2022年春に1000万円超えとなっていたロイヤルオークの現行青文字盤15500ST.OO.1220ST.01。

厳密には、現行モデルは15510STとなっているのですが、この15500STもほぼ現行モデルといえるかと思います。

15500ST.OO.1220ST.01は、2022年春をピークに、その後は値下がり傾向となっているわけですが、2023年春に「大きく下落した」という経緯があります。

2023年1月水準が778万円だったのに、2月水準は約723万円。2023年春において15500ST.OO.1220ST.01は、1ヶ月で50万円以上の値下がりとなっていたわけです。

そんな15500ST.OO.1220ST.01でありますが、現在水準は798万円。これは、2023年2月水準に対して約74万円の値上がり状態であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年2月
の安値
2024年7月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15500ST.OO.1220ST.01
中古 1年
5ヶ月
¥7,231,300 ¥7,980,000 748,700 110.35%

なお、記事ではお伝えしそびれましたが、2023年において15500ST.OO.1220ST.01は700万円を割っていた時期があります。

また、2023年における15500ST.OO.1220ST.01のボトム価格は最も高かったときでも約778万円(1月)ですから、現在の798万円という水準は、2023年のどの時期よりも高値であります。

15500ST.OO.1220ST.01は、2022年春に急上昇し、2023年には息切れしたかのように下落傾向となっていましたが、2024年現在はそこから回復しているといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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