ヨットマスターロレジウムは、2012年に116622にモデルチェンジしましたが、その時から文字盤ラインナップが複数展開されるように変化しました。
それまで、ロレジウムの文字盤には「プラチナ文字盤」のみが存在した(16622の激レアモデルとして少数青文字盤は存在)のですが、116622からは『青』と『ダークロジウム』が追加されています。
『ダークロジウム』は後から追加された文字盤、なおかつ人気色であるため、抜きん出て相場が高め。青文字盤は2017年頃まで最も安価な116622となっていたのですが、このところはプラチナ文字盤と、“最も安価な116622”というポジションを争っているといえます。
そんな116622でありますが、現在の状況はどうなっているかというと、全体的に「過去最高値更新」といった状態だといえます。
6桁世代のスポーツモデルといえば、2022年2月頃が最も高値だったモデルが多いのですが、116622はその頃よりも高値。
今回は、プラチナ文字盤を取り上げますが、去年の6月に約166万円だったのが、現在では約183万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年6月 の安値 |
2024年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター プラチナ文字盤 116622 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥1,668,500 | ¥1,833,800 | 165,300 | 109.91% |
11622プラチナ文字盤は、この1年1ヶ月間で約16万円の上昇となった結果、現在水準は180万円台に達したわけです。
変動額は『1年で20万円未満』と地味ではあるものの、116622プラチナ文字盤が180万円台になったとうことはインパクトが大きいといえます。
なお、16622も以前と比べて高くなっている印象がありますが、その価格帯は120万円台後半といったところ。
見た目が似ている両者ですが、5桁対6桁(116)で50万円以上の差があるのです。