ヴァシュロンコンスタンタンが「バセロンコンスタンチン」と公式に表記されていた1994年に限定で発売されたのがこのノスタルジー。
- イエローゴールド
- ホワイトゴールド
- プラチナ
とい3種類が存在しますが、プラチナモデルのみ文字盤がギョーシェ仕様となっており“より特別なモデル”という演出がなされています。
そして、もっとも高くて最も希少なのがこのプラチナモデルです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2005年春頃の安値(タイムトンネル) | 2016年11月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ヴァシュロンコンスタンタン
ノスタルジー プラチナ |
中古 | 12 | ¥827,400 | ¥886,000 | 58,600 | 107.08% |
先日、イエローゴールドモデルの存在をお伝えしましたが、59.8万円ですでに売れてしまいました。
イエローゴールドモデルはヴァシュロンコンスタンタンが全体的に安い買った2010年でも55万円前後という価格だったため、その時期からほぼ値段が変わっていないというかなりのお買得時計です。
そして、このプラチナモデルの場合、2005年でも2010年でも相場に変化がなく、それは今年でも変わりません。
2005年というとノーチラスの3800ステンレスが100万円ぐらいで買えた時代。それ以前は80万円台で購入可能でしたから、その頃でもすでに値上がり状態で“高い”という印象に変わりはなかったのですが、今の基準からするとだいぶ安い水準です。
ノーチラスは、2010年でも2005年より値上がり状態ですし、今年に関してはそれより更に高い状態の約200万円。
つまり、ノーチラスの場合、2005年と2016年では価格が倍になっているのです。
それに対して、ノスタルジーは相場が変わりません。
当時も今も『良い時計』と評価され、比較的すぐに売れてしまうこのノスタルジーのプラチナモデル。
良い時計+すぐに売れるという好材料が揃っているのにもかかわらず、2005年からずっと同水準の相場というのは“お買い得”であるという評価に値するでしょう。
しかもこの時計、ずっと評価が変わらないため、資産価値としてもなかなか良いかと思います。
投資対象でも資産価値という見かたでも、腕時計の場合『使って楽しめる』という良さがあります。
また、パテックフィリップがキャッチコピーにするように、親から子へ代々受け継ぐ家宝としても良いでしょう。
特に、パテックフィリップの場合、現在カラトラバのプラチナモデルを買おうと思った場合200万円以上出さないと買えません。
それに対して、このヴァシュロンコンスタンタン「ノスタルジー」は“たった”80万円台で買うことができてしまうのです。