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現在相場考察

現在相場は2年前とほぼ変わらず、ランゲ1 101.032

2025年1月9日更新
ランゲ&ゾーネのランゲ1101.032について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年12月の安値と2025年1月の安値を比較し現在相場を考察。この2年1ヶ月での変動は1万7000円の値下がりだった。

ランゲ1 101.032についての考察(2025年1月)

2021年から上昇傾向となったランゲ1

2017年から2020年頃まで、長らく200万円前後といった状態が続いていた101.032は、2021年に300万円台を突破し、2022年12月には420万円台にまで上昇していました。

そんなランゲ1でありますが、400万円以上となった後は目立った値動きが起きている雰囲気はなく、この2年ぐらい停滞気味といった様子があるといえます。

では、101.032は現在どういった様子かというと、ボトム価格は約426万円といった様子。

2022年12月時点で428万円だったわけですから、この2年といった期間でほぼ動いていないといえます。

本記事で参考とした中古腕時計

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ランゲ&ゾーネ ランゲ1 ウォッチ 38.5mm Dバックル メーカーOH済(保証期間中) 101.032/LS1014AD 箱

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年12月
の安値
2025年1月
の安値
変動額 残価率
ランゲ&ゾーネ
ランゲ1
101.032
中古 2年
1ヶ月
¥4,280,000 ¥4,263,000 -17,000 99.60%

ランゲ1は、2015年頃までパテックフィリップのように「高いときは高い」といった値動きをする印象があったのですが、2017年頃からは相場が下落。

2017年以降、ロレックススポーツモデルといった人気モデルが急上昇していくなか、逆に値下がり傾向となっていた経緯があります。

それが2021年から「久々の上昇」となり、ランゲ1は過去最高値更新といった様子になっていったわけです。

2021年から2022年にかけて「上昇」という動きを見せたランゲ1でありますが、2023年からはそこまで変化しなかった結果、現在相場は2年前とほぼ変わらずといったところ。

ランゲ1のように、しばらく伸びなかったモデルが急上昇した後、勢いが弱まった場合、値下がりするといった場合もあるのですが、ランゲ1の場合は値下がりせず「横ばい」となっているのが興味深いといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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